2019/8のWindows Updateで苦しんだ話
夏休み明け最初の投稿です.
夏休みも明けて,業務が始まりました.
仕方なく仕事を続けていたのですが,ふとしたら業務用PCで困った事象が発生してしまいました.
業務PCで発生した不具合の数々
- カレンダーが表示されない
- タスクバー所のアプリケーションを右クリックしても反応しない
- Office 365のアプリケーションにサインインできない
主に Microsoft 製品の不具合でした.カレンダーを表示しようと思って右下の日付のパネルをクリックしても,無反応.エクスプローラーから新しいウィンドウを表示させようとしても,無反応.
挙句の果てには,Office 製品 (Word, Excel, Powerpoint など特定のアプリケーションやファイルに限らず) にサインインできないため,会社所属のライセンスが適用去らず,「9/2までにサインインできなかったら機能を制限します」と Microsoft から脅されるようなメッセージが出てきてものすごく仕事以外で困惑と疲労した一週間でした.
原因は Windows Update の更新プログラムだった
にっちもさっちもいかず,しばらくは我慢して使用していましたが,ふと時間の空いた時にどうにかしたいと思い,原因究明してみました.
どれも Microsoft 製品の不具合で,しかも最近Windows Updateを適用したあたりからおかしくなったなーと思い,直近の Windows に適用された更新プログラム「KB4512508」をアンインストールしてみました.
更新プログラムをアンインストールした結果
更新プログラムをアンインストール後,Windows を再起動させドキドキしながらカレンダーを表示させようとマウスをクリックしたら,ちゃんとカレンダーが表示されました.また,タスクバーのアプリケーションにも右クリックが適用されるようになりました.
もちろん,Office 365のアプリにもサインインできるようになりました.
本当に更新プログラムが原因だったのか検証した結果
更新プログラムをアンインストールした結果,無事に元通りになったのですが,興味本位で本当に「KB4512508」が原因だったのかを調べるために,再度インストールして再起動させ,試してみました.
すると...再びカレンダー表示もタスクバーの右クリックも無効になりました.
Office 365アプリケーションへのサインインも無効になりました.
しかも質の悪いことに,再度更新プログラムをアンインストールするとカレンダー表示とタスクバーの右クリックは復活するのに,Office 365アプリケーションへのサインインはもうできなくなってしまいました...
Office 365にログインできない事象はインターネット上で調べると既知の事象らしいですが,私の場合特定のファイルやアプリケーションに依存していない事象で,再インストールや修復しても一向に事態が好転しません.
幸い,機能が制限されるというメッセージは消えたので普通に使えはするのですが,Office 365のメリットがまったく享受できない状況です.
来週あたり社内のヘルプデスクに聞いてみる予定ですが,もし何か知っている人がいれば,解決方法をご教授願えたら幸いです.
まとめ
2019/8の Windows Update 更新プログラムの「KB4512508」によってWindowsとOffice 365に不具合が発生した.Office 365の不具合はいまだ解決していない.